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​妖精語りき

​Träumerei

妖精と人間のセカイに分かれていた時代。二つの種族が出会うことは禁じられていた時代の話。

 

妖精のセカイの一つの国を治めていた優しい妖精の王が死去し、息子が擁立した。彼は父と真逆の政策をとり、「国の役に立たない妖精は皆追い出す」と語った。

 

住むことの出来る場所を見つけることの出来なかった妖精達はやむを得ず人間界に降り立つ。妖精を見ることの出来る不思議なチカラを持つ男が治める街、男が住む大きな屋敷で、平和に暮らしていた。だが、戦争が勃発、街は廃れてしまった。

 

残された妖精達が知った伝説。「屋敷内のどこかに一つだけ願いを叶える本が隠されている。」元の明るい日々を取り返すため、彼らは本の捜索を開始する。

 

妖精の世界の追っ手たちはそのことを知り、王の願いを叶えるために人間界へ、屋敷にいた妖精達に宣戦布告をした。

これは、願いのために闘う妖精達の物語。
 

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